My Comic Work as Izumi Sakaki 1995-2002
ミルキーキャットCOMIC版~さかきいずみの世界~
Actually I was started my career as a comic author in popular magazines(Jump,1994)
I was exhausted and have switched to +18 comic auther between 1995-2002
Japanese law has been changed to ban to sell +18 comic at the convenience store in 2000
So magazine publishers were gone. I focused to milkycat

さかきいずみとは汁王さんのコミック作家としてのペンネームです。
結構ファンがいたのですが、石原都知事のコンビニ+18本禁止条例で
+18コミックがみんな倒産したので、milkycatに注力することになりました。
毎月締め切りまでに一人で15P仕上げるのは大変な作業で画が粗かった

過去単行本ギャラリー
処女作 milk candy(1996)

処女作です。ミルキーショップエムズの同人誌用に「おなぺっとあいどる」を書き下ろしたのですが、 同人誌自体ボツになってしまい、何度言っても原稿を ずっと返してくれなかったので、コピーを元に 仕上げて、男優で知り合ったカメラマンの ツテで某編集部に持ち込んだら企画本連載が 取れ、一年ほどで出版されました。
本当にありがとうございます。

収録の作品を読んで頂ければと思いますが、 この作品が同人誌レベルでなぜボツになった かがわからなかった(多分気分)ので、 以降新規創作物の発表を目つきの悪い人(笑 にゆだねることは避けるようになります。 結局この作品をどうしても実写化したくなり、 二年後にこの処女作をビデオ化した、 DMC-01を自費制作、発売し、ミルキーキャットが スタートしました。
ただ制作の手が拙く、現実に近くなるのはDMC-03 あたりで、DMC-05,06,07,09,10で完成します。
実はこのころは、まだぶっかけビデオが全盛になる 直前の時期で、20人程度の顔射ものがではじめた 時期です。エムズさんも2本目ぐらいのとき、 すでにミルキーのオリジナルは 完成しています。

ミルキーキャットは後発だったのでどうしても 前者のいいとこどりのように思われがちですが、 もっとずっと以前に鼻フックや髪射をまぜた ぶっかけものとして醸成されていたことが わかるのではないでしょうか。


二作目 ラビリンス(1997)

二作目です。おちゃらけた感じがする話は 男優が忙しくて手が足りなかったときのものです。 表紙をみればわかるように、気合入れて書いている つもりですが、デッサン力のなさが出てます。
アニメ顔にAVで見たリアルな女性の体をいかに つけるか、またエロ編集からの要求が巨乳が 多かったので明らかにアンバランスです(笑
気合はあるが技術が足らないとわかったので、以降 商業誌時代にやっていた機械的生産手法を 取り入れて、すこしづつましになっていきます。

スカとぶっかけで一本ずつ、きちんと描こうと思って 描いたものがあります。ぶっかけに関しては ザーメンマニア少女、というより、頭が おかしくなってしまったジャンキーというキャラに なってしまい、収集がつかなくなりました。

さかきいずみとしての基本キャラは、 ザーメンが好きな少女、 ザーメン汚されマゾ、 精液溶解自己破壊願望 の三種に堕ちていくか、 それともそのように調教されてしまうのか、 どれかをなんとか描こうと苦悩しています。 16Pの漫画で、一回二回連載した程度だと、 あまり表現が深くなりません。最初のPで キャラ付けをする限界を感じていきます。 ミルキーキャットにつながる鬱憤が見れる かもしれません
スカトロ漫画としては、ここまで突き抜けたものは ほとんど存在しないのではないでしょうか。
ただもっと異常で暗い世界観を出したほうが よかったのかもしれません。


三作目 奴隷学園(1999)

三作目です。コンビニ規制でコミックが売れなく
なった時期で、比例してビデオはDVDへの 変わり目にあたり、AV景気はコミック、 レンタルから規制のゆるかったセルAVへ向かう 時期です。個人的にコミックの限界を 感じ始めて、AVに軸を移そうと考えた時期でもあります。
PSDシリーズのような作品もあり、今見ると驚きです。
実は忙しいと線が枯れてしまうのが悩みのタネで、 枯れた線が自分でもいやになります。 速く書くというのがどうしてもできず、 絵での表現がいやになってきました。 ザーメン少女キャラのバリエーションも、 前作で達成してしまった感があるので、当時 桜田伝次郎先生や乱田舞先生と出会ってしきりに 現場に呼ばれていた、SM、レイプを混ぜる 方向になりました。表題の「奴隷学園」は ABL-02のコミック版かもしれません。 目をつぶってとるとこんな作品ができがちです。
もうキャラのストックがなくなってしまって、 いかにぶっかけシーンを絵で表現するか、か 変態兄弟の面白系になって行きます。 ぶっかけシーンを絵で表現するのはこの作品が限界ですね。 これ以上濃く書くとスライムドロドロにしか見えない。
変態やエロを突き詰めるとギャグになる、という 作風をやってみたつもりですが、ただ明るいだけの 空気になってしまったのかもしれません。 コミックだと、がきデカやトイレット博士のように したほうが面白いのでしょうか。



幻の4作目(最終話は未発表)
ザーメン大好き!ちんこじる娘

カラー新装版を
会員エリアで公開中


New Color Edition has been updated in members area



2002-2006の間ちまちまと
この完結二話だけ、
Gペンが腐っていたので
筆ペンで描いてます(爆)

この作品は上記の鬱憤がたまっていて、ちょうどさかきいずみ先生の固定ファンもついてきたので、 自由にやらせてくれたものです。
で、10話完結で男の性欲処理玩具として調教されていく精液マニア少女を描くことにしました。 そもそも精液マニアの少女なので、ちょっとやそっとでは驚いたり感動したりしないので、 どんどん非常識な人数、虐待SM、普段の生活、日常に突然行われる集団精液プレイ、 という異常な世界観を作っていきます。
これは規制や倫理でAVではできないものをやりたかったからです。
マルキドサド先生の理念にすこし近いのですが、やはり逮捕はされたくないので、倫理観を破壊 するような反社会的なものではなく、あくまで無人島にこんな私有地、パラダイスがあったらなあ、 という仮定で描いています。
最終回では無人島で数万人の男と、大量のチンポを一度に処理するために体中の性感帯に ピアスでチンポ大の穴の開けられ、全身マンコと化した少女が、これまた放蕩の果てに チンポの皮がたるみきって、精液を出すための道具と化した男根の山に埋もれて、 歓喜の様で精液を搾り取るその一つ一つの様子を克明に描くようにしました。
したがって話はありません。

AVを制作する中で、人間を精液に漬けるには数万人の男と、一人の女、それに効率的に 発射する豊富な場所で一度にかけなければそれらしく見えないのであるていどリアリティを 持たせて描いています。
普通ぶっかけコミックは現実を遊離して数万の男、とか書くよりも一人の男がたくさん出す、とか ファンタジックな方向に行くのですが、リアルな精液と男の量、エロ女を日々目の当たりにしている さかきいずみの作品はあくまで現実を思わせる設定に異常なキャラクターという組み合わせを 描いているのが特徴かもしれません。
描いていることはいつも同じです(笑
AVだとキャラを作る苦労がほとんどない上に絵を描く必要がないので、体力的にも楽です。
でも単行本にしてくれるありがたい出版社の方がいたらぜひお願いします。

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