汁王さんとミルキーキャットの自己紹介
milky-cat.com沿革 Since1998

ぶっかけ専門店ミルキーキャットは、36年(2017年時点)のぶっかけマニア歴を持つ汁王が、
1998年9月9日に顔射専門誌、 ギャルズ・シャワー(Gal's Shower)誌の取材と広告の
同時掲載とともにひっそりとスタートしました。

汁王がザーメンポルノを具体化したのは金がない学生時代の1990年ごろ、プロ漫画の修行の合間に
ザーメン漫画を紙芝居形式で書いたのが始まりです。絡みもフェラもない、ザーメン表現に特化したアイデアイラスト集で
今もそうですが当時は特に人前には出せないものという意識がありました。
 しかし人生というのは不思議なもので、プロ漫画家では芽が出なかったのに、合間に書いた落書きのようなメモ書きが、
今は世界にもファンを持つメーカーに成長しました。大まかな内容はそのメモ書きからあまり変わっていません。
 紆余曲折あって三大少年誌で入賞>デビューとなったけれどメジャー週刊誌での連載が運命のいたずらか、
いずれも編集長判断で挫折し、食うために某テレクラ漫画成田先生のアシスタントに入ったことからエロに触れ、
(結局漫画家はデビュー前の飢餓状態に日銭が回って枯れる)当時流行り始めたセルAVで社会勉強とAV男優修行を始めました。

AV男優はとにかく顔射をしたかったから。当時は普通の女性は絶対無理なメニューでした。

 さらに不思議なことに、男優をしていたらいつの間にかエロ漫画家に転身してザーメンものを描いていました。
(エロ漫画家は石原コンビニ規制で編集プロダクションが大量倒産する2000年ごろまで。
IT革命前なのでネットには転がってません)

 しかし当時はすでにQ2で儲けた他メーカーがザーメンものに進出していました。
みなさんご存じのセルAVメーカーは、ダイヤルQ2規制から流れてきたある集団が作ったのです。
ただその作りがどうにも機械的で、作り手もマニア、というか、見たいところを撮ってくれない、
もっと女のパーツや、フェチ性、ドラマ性、鼻フックや縛りなどのSM要素をうまく入れてほしかったのに、
まったくない。男優のコントロールもしすぎるか、しなさすぎるか。勢いがない。

どんなに多くの現場に行って、プロの制作にかかわって、自分がプロ男優となっても、私が昔書いた
イラスト集のようなザーメンものは、ついに存在しなかったのです。
 普通の人では経験できないスタッフや素人男優、さらにはヒエラルキー上層のプロ男優として、
あらゆるザーメン現場に出入りしました。
M'sには開店初日に行ってやまだちんと出会い、シャトルジャパンでも多くお世話になり、それ以外にも
日ビ系、レンタル系、セル独立系、とにかくザーメンものはほぼすべて現場を見ましたが・・・
自分の見たかったザーメンビデオは、なかったのです。

結果フラストレーションがどんどんたまり、1998年、どうしてもザーメンビデオを作りたくて
稼いだ全財産を投じて理想のぶっかけビデオMC-01を撮影。
多くのマニア、業界人の陰なる協力を得て、以後、不定期ながら大きなビジネスにはしないで
少数の気合いの入った作品のみリリースをすることになりました。
なぜ不定期か、100人という大量のモザイクという理由もありましたが、ほかのセルビデオが
あまりに毎月、毎週リリースでビジネスライクにやりすぎていたのもあります。
全部金太郎飴シリーズにしないと棚が埋まらないし目立たないからです。
純粋なクリエーターとしての不満が、気に入るまでやる、不定期にやる、の理由です。
金太郎飴メーカーの作品が急速に飽きられた、というのもあります。
みんな”女優の顔が変わるだけで一本に集中しない”ため、作品が消えていったのです。

MC-01はなんとか回収、マニアの間で名高いMC-02石井なみの秘書ものは発売時は鳴かず飛ばず(これは広告不足も原因)
MC-03AV界ではじめて4時間ぶんまわし、という形式でノーカットザーメンビデオになり、パーツぶっかけや鼻フックが登場した
榎本沙織のビデオがそこそこのヒット、全編屋外での撮影という後のドライザーメンの実験作ともなった
MC-04京華の日光浴ぶっかけと意欲作をだしましたがこれは受けがよくなく、困っていたところ当時インターネット環境が
ISDNやADSLでそろってきたため、HPでファンの方と交流しているうちに、”やはり制服もの”という流れになり
儲けが出なくてきつかったですが、MC-05をリリースして、これがインターネットの力で貧弱な広告力を補い、
ありがたいことにmilky-cat.comが軌道にのったのです。

MC06,07で倉本安奈という逸材をデビュー直後に撮る幸運にも恵まれ、本当にありがたくお客様のご支持を頂き、
MC-02、03、05が1999-2000年のAV雑誌にて年間 セルビデオ大賞を受賞するなど、
2000年頃からネット上のみならず業界でも注目を集め始めました。
当時から”発売時は売れないのに、数年たって廃盤後に急に評価があがる”という変な特徴もありましたが・・・
とにかく大量に、満遍なく、女性の隅々まで精液漬けにするというコンセプトは
ミルキーキャットが随一で他の追随を許さないのは 、ひとえに
「全財産を投じてでも作りたいほど好き」であるから、という情熱が源泉なのです。
そしてこの表現にまったく飽きがこないのが汁王がほかのAV業者と違う、マニアであることの理由です。
通常の監督はかならず内容に飽きが来て、奇抜なこと、誰もやってないことを狙おうとするのです。
汁王はとにかく女を精液で汚したい、辱めたい、いかにあさましいか。女のザーメンマニアを生み出せるか。
これだけなので、違うものを作っているように見えても根っこは同じで、milky-catの独自性の理由です。

2001年、DMC-09、10の撮影の際「男優300人募集」と当HP上で公募したところ、 ネットの普及に伴ってかなりの影響を与えて
しまい、こちらにはまったく意図なく他のメーカーの大変なライバル心を煽ってしまいました。
突然あてつけのような企画のコピー品が撮影されたり、作品の発売直前にわざとぶつけるように発売してきたり、セル
メーカーも元気があったので、この撮影をきっかけに、「ザーメンバブル」が始まり、
ザーメンぶっかけ作品が大量にリリースされるようになりました。
こちらとしては大手メーカーになる野望はなかったのに、業界的には大きなメーカーのような幻想を抱かれだしたのも
このころからです。

XXシャワーとか、XXザーメンとか、XXマニアとか、かなり大量のザーメンものが2001-2004に発売されましたが、今となっては
ほとんど廃盤で残っていません。この出来事は最初はいきなりケンカをふっかけられたようで困りましたが、結果的にAV業界で
知られることになった上、女優もザーメンモノの撮影に対して抵抗がなくなっていったので、ある意味でよかったのではないかと
後に思うようになりました。要するに「よくあること」なのでしょう。

ただ安価大量生産のDVDの発達にともなって、長時間、安価、パクリ的なザーメンバブル作品の乱発はとまらなくなってしまい、
マニアという観点からはザーメンモノにも一流女優や値段が安ければいい、ライトなお客さんと、徹底陵辱嗜好の強い
お客さんに分裂が始まってしまい、これはネットで明確に層がわかれてしまいました。
そのころからネットファンは排他的に、○○はいい、○○はだめ、俺は○○好き、○○嫌い、が鋭く対立しているのです。
2010年ごろからは、マニアだけでなく、無修正サイトの乱立で、これもAVの市場に入ってしまい、
マニアの傾向というよりも、日本のAV市場がごっそり無修正サイトや海外サイト、ファイルシェアに取られてしまい
2018年の現在では、アダルト産業の市場そのものが立ち行かなくなっています。

しかしながらネットの伝播性は非常に強く、単純に似た企画だけでも、鼻フック、髪の毛、ワキ、マンコなどへのパーツ発射、
ネットを通じての男優の応募、100人150発をはじめ、OO人とか、OO発ぶっかけ、とか数字のパッケージ表記など、
単なる影響だけでは処理できないほどの巨大なブームは、かけるだけの地下ビデオから、
ストーリーやフェチ性をからめたAV作品になり、2010年以降では女優が楽しんでmilkyのザーメンものをやるように変わるなど、
現在のザーメンビデオのスタイルはミルキーキャットから始まったといえます。

さらにネットを通じた海外ファンの急増により、 2004年以降は逆にmilky-cat.comは「ザーメンマニアックメーカー最高峰」として
国内と同時に世界的に認知をされ始めました。

マニアビデオ黎明期の1998-2005くらいまでは単にマニアのリクエストにも応えていましたが、2006年以降はいよいよ
「大量乱発=お客様のマンネリ」の時代に入りました。リクエストはすべて過去作品の焼き直し、もっと多く、もっと美人、という
どちらかというとプレイよりも表層的な軽いリクエストばかりになって行きました。

2004年撮影の”DMC-18渡瀬晶のレースクイーンザーメン奴隷2”発売でお客さんの興奮は2006年ごろ頂点に達します。
ここを境に、お客さんのリクエストに応えることでは、期待に応えられなくなりました。
もうmilky-catの作品は市井のマニアの意見に応えて気軽に作るようなレベルではなくなり、外人までも含んだ
多くのファンの期待に応えるべきメーカーに変わらなければいけなくなったのです。
なので以降はお客さんの意見は、どれもすでに出たジャンル、作品、テーマの焼き直しに終始してしまい、
作品として撮ったら独自性が出なくなりました。
星沢マリのGKS-02は熱意あるファンから、ほかのビデオのように撮ってほしいときて撮ったのですが、
やはり元の作品を多くの方がイメージしたようで、あまり満足のいくものにはなりませんでした。
すべてを無視してやりたいようにやったDMC-22は、数字はともかく多くの人がミルキーキャットのアイコンの一つと
認識しています。そこで安藤なつ妃がザーメンものをやりたい、と来た時は、本人が有名になった元作は無視して
HFD-04の鼻フックものにしました。
 そのリリースも反応がよく、結果的に既存の他社作品をみてそれをベースにミルキーキャットの作品を作るのは
面白くない。ということになり、リーマンショックや無修正サイトショック、問屋の破たんなどを経験して、
より多言語化して独自性を追求するようになりました。
もはや”ザーメンマニア”と自称するファンの頭の中にあるのは、
どこかでリリースされた作品の1シーンになってしまったのです。
思い出を再現しても同じ感動は得られないのに、みなさん同じようにベースのビデオを持ってくることから、
ザーメンマニアの変質を感じるようになりました。
 今のザーメンマニアはザーメンビデオを見過ぎて、自分の多感な時に見て感激した各社ザーメンビデオの
○○なシーンを思い出して、ノスタルジックにかみしめているに過ぎないのです。
それほどに、ザーメンプレイは出尽くしてしまったというわけです。決してお客様が悪いわけではありません。
 今やスマホで誰でもマニアックプレイが撮れてそのままネットにUPして共有できる。
2000年代セルバブルで数百万の予算をつかってあらゆるザーメンビデオが試された。
こんな激流の中を生きれば、だれでも自分の引き出しをなくし、独創性も飢餓感もなくなると思います。
 規制と摘発だらけ、さらにバブル崩壊でなにもかも失い、カメラもTV用大型カメラしかなく制作者が限られた
90年代レンタルAVの時代を生きた汁王は、マニアという意味ではなにも満足するものがなかった。
消費者としては不幸ですが、制作者としては幸運だっただけともいえます。

2018年になってAV規制は激しさを増しました。
いくつかの年少者にたいする表現はNGになり、モザイクも権力にゆがめられ、つぶされはしませんが、
こんなビハインドの元、ネットの無修正や海外作品、無料tubeとの競争をしなければいけない。
セルビデオ市場は暗いと言わざるを得ません。
「本物か?」と聞かれることはもっと激しくなるでしょう。
そんな中われわれが重視するのは、これをお読みのお客様でも撮影に参加できる、体験できると言うことです。
自分で確認できるのが間違いないです。
マニアが撮影を実際に体験し、 正しい知識と経験に裏打ちされた作品を理解し、自らの趣向、妄想を自らリサーチし、
現実化していく。人権や衛生を無視した危険なリクエストというのがネットで増えがちですが「なぜそれがだめなのか」を理解する
ためにも、参加型スタイルはなるべく維持していきたいと思っています。

マニアの方で現状に不満があり、マニアックな嗜好に飢えている方は、ぜひ実際にmilky-catの撮影に参加してみて 下さい。

2003年、DVDと問屋販売の開始から、milky-catは旧来のマニアックメーカーの王道であった
「売らない、見せない、手に入らない」 方針を転換し、
「置いてあるけどいつかは見たい、ちょっと手に入れづらいあの作品」という販売に力をいれ、ネット展開をしたり、
販売方針、広告方針を販売規模によって変えることで 、 リアル店舗市場時代のお客様に合わせた
”大きなマニアックメーカー”を模索してきました。

ところが2008年のリーマンショック、2011年の東日本大震災でリアル店舗市場が急変、
問屋が破たんし、DVDが急激に縮小したことからリアル店舗主義からネットシフトを進めてまいりました。
また小さいマニアックメーカーに転換を強いられることになったのです。
 多言語化やジャポルノ、tubeの影響もあり、milky-cat.comはネットの進展で、単なる極東のマニアックサークルから、
世界的に注目される”BUKKAKE””GOKKUN”メーカーとして認知されました。
2017年より、海賊版対策や無修正サイトの摘発により、ザーメンものも本格的にネットへのシフトが鮮明になりました。
ところが2018年、AVに規制の波が押し寄せます。
あらゆるものが規制規制で、撮影もできなくなりつつあります。
ネットにシフトしても、そのネットそのものを規制しようという動きもでています。

今、AVは管理社会化の先鋒におかれていると言えます。
AVに起こったことは、数年後にほかの業種や社会に起こるのです。

IT化は急務でしたが、ネット社会は非常に危険なもので、誰にでも見える、買えるものが危険になりつつあります。
規制する側も簡単に見える、規制できるからです。
 こうして2018年になって再度、2003年以前の旧来のマニアックメーカーの王道であった
「売らない、見せない、手に入らない」
を高度なIT技術で推し進めなければならなくなりました。
「売るし、見えるし、手に入るが、厳重なチェック体制で規制を遵守しつつそれを実現する」
という矛盾を解決する必要があります。

これらすべての努力は、ミルキーキャットの根本方針を守りたいがためです。すなわち
マニアの、マニアによる、マニアのための映像。
独りよがりでなく、マニア自身が長く所有したいと思えるソフトを作る

です。

milky-cat.comの制作方針は以下の通りです。

1、マニアック〜どこからどう見ても明らかに変態であること。
2、疑似精液をいっさい使わないこと。
3、ジャンル差別無しでぶっかけ、ゴックン双方の可能性を求める。
4、マニアの要望があれば可能な限り実現する。
5、常に市場にあわせて、新しい間口を広げていく。


ミルキーキャットはこのような考えの元に、ユーザー満足度永久保証を目指して作品を作っています。





よくある質問
Q:本物の精液ですか?

A:ミルキーキャットの撮影は素人男優、本物精液にこだわっています。
手慣れた男優よりも、精液の質を優先しています。
また疑似精液を発射する演技はプロ男優でも難しいので、素人男優、それも50人以上に演技を仕込むだけで
一日が終わってしまうし、上手にできる人とできない人の差がでてバレます。
多数の素人男優は本物精液を発射させないと物理的に撮影を終えることができません。
疑似精液であれば演技ができる男優10人くらいをローテーションさせてもよく、予算をかけて
本物の人数を集める理由もありません。もっと安く、たくさん作れます。

Q:疑似精液はどうやって見分けるんですか?

A:本物精液は2〜3分で透明液状化して流れ落ちてしまいます。疑似精液は、卵の白身とコンデンスミルクなどで
作られているために、本物より白く、流れません。また、本物は人によって個人差があり、色、量がまちまちです。
3日もためると、疑似より疑似っぽくなったりします。
最近は手口も巧妙になってきて、本物を半分ほどかけてその上から擬似をかけるなど、馬鹿馬鹿しいことを
やっている作品もありますが。

大事なことは、疑似発射はプロ男優でも難しい技術のため、素人さんがやるとわざとらしい発射になることです。

Q:男優参加は可能ですか?
A:常に募集しています。段取りによって変わりますが、仕事は簡単です。交通費程度もお出ししています。
ただ、男優というのは待つのが仕事というくらいで1日待つことが多いのですが、当方では段取りをきちんとして、
1〜2時間から長くて4〜5時間にしています。それでも長い!といわれたときにはどうしようかとも思いましたが・・・・
参加はキャンセルのないこと、風俗気分や、見学、立ち寄って帰るような軽い気持ちでの参加はお断りしています。
Q:新作の発売日はいつですか?
A:当HPに告知することでお知らせしています。
Q:家族がいます。ダイレクトメールやチラシは送られてきませんか?
A:汁王自身も依頼のないDMの類を非常に嫌っております。またセル黎明期から続くように「絶対密送」が
当社のポリシーですのでDM、メルマガ、勧誘電話など個人情報を無作為広告に使用することは絶対にありません。
Q:カタログを送ってください。
A:DMになりますので発送しません。また風俗チラシ禁止となったのでチラシ請けの印刷所がなくなりました。
Q:毎月コンスタントに発売できないのですか?
A:MCシリーズなどは100人以上の人間が集まる、という理由がありますが、当店ではモデルさんが決まってから、
そのモデルさんに一番似合いそうなシチュエーション、衣装など企画を立て始めるので時間がかかるためです。
他のメーカー、特にセルビデオは、小売店に並べる数が4〜5本1セットと決まっているので、1ヶ月で集中的に
撮ったりすることが多く、内容も似通ってしまいます。
ミルキーキャットでは、たとえシリーズでも細かく修正を加えていくので、たとえば「ワキの下にぶっかけろ!」等の
作品ではかなり違っています。
Q:どうしても見たい映像があるのですが・・・
A:ご相談いただければ、可能な限りご希望にお答えしています。「女子校生ザーメン奴隷2・秋本レナ」では、
実際にマニアの方から「汚して欲しい」と送っていただいた衣装を使用しています。